粟野健次郎顕彰会では、平成30年2月4日(日)ベリーノホテル一関において、教育講座「学力全国最下位レベルから日本一へのキセキ ~秋田県を日本一に押し上げた2人の教育者をお迎えして~」を開催いたしました。 秋田県由利本荘市教育長の佐々田亨三様、そして同東成瀬村教育長の鶴飼孝さんによる講演及びパネルディスカッションに教育関係者や一般市民など180人が参加されました。 秋田県では多額の税金を使って教員を増やして少人数学級を導入したこと、そしてティームティーチングやアクティブラーニングを通じて子どもたちの指導を行うと共に複数の教員が互いに学び合う仕組みとなっていること、更に授業の進め方や板書、ノートのとらせ方などが全県的に統一されていること等が紹介されました。また、自主学習が徹底している家庭学習が授業ときちんと連動していることや、部活動におけるルールの徹底、そして学校から家庭や地域に積極的に働きかけを行うことで、学校に対する信頼や教育に対する意識の醸成が計られていることなど、学校教育、家庭教育の両面での秋田県の学力向上に向けた戦略について参加者の皆さんにご紹介いたしました。